発表会の意味

先月の発表会が終わり丁度レッスンが2回過ぎた頃です。

発表会を何故するかという話をよくします。

1つ目に目標を持つという意味。
これは確かに正しいですが私の考えるところの目標とは、次回へのステップアップを見つけるという事。
発表会で弾く事のみを目標にしてしまうと、何もなくては練習をしないという生徒が育ちます。そうではなく、失敗した事、自分なりに反省した事を、次までにいかに克服しそれを結果として出せるかというのが私の考える目標です。
そのための準備期間が次回の発表会までの期間と考えています。

2つ目に人前で弾くという意味。
人前で弾く場というのは、普段どのようにピアノに向き合っているか、どのようにピアノを弾いているかが正直に出てしまう場であります。ですから急場でつくろったとしても、それは必ず出てしまいます。
残念ながら今回数名の生徒さんがそういう状態になりました。普段が悪ければ本番も決して良い演奏…それは上手い下手ではなく、いかに普段の力を出せるかという意味です…は出来ません。発表会の前だけ頑張れば何とかなるさ…これは絶対と言ってありえません。
ではどういう形で出るのでしょう?
最も顕著に出るのは音です。
それは音間違えというのはなく、その子本来の持っている音の伸びや大きさが全くでなくなってしまいます。それは満足のいく練習が出来ていないため、ある意味大変心細く弾くわけで…そうなれば当然音も半分死んだようになります。
ここで練習が出来ているという話ですが、それは決して期間が長いから練習が出来ているというのではないのです。基礎的なもの、譜を読む力、そしてテクニック。これは付け焼刃では身に付けられないもの。普段からコツコツ身に付けるものです。そしてこれらが支えとなってよい演奏となっていく…レベルはそれぞれにあるにしろ、1人1人よく弾いたな~という演奏に繋がります。

3つ目に自分を出すという意味。
どんな生徒でも自分の意思があります。それを思いっきり出す…後々社会に出た時に堂々と自分の意見を言えるようになる…演奏と社会とは全く関係のない事と思えますが、実は大変役に立つ場合があるのです。
子供の頃にこういう事をしたののだから~これが1つの自身になってくれたらと思うのです。

4つ目に成長という意味。
本番で弾くとなればそれなりに大変です。それを乗り越え自信がつければ、次はこういう曲を弾きたい、こういう風に弾きたいとなって行きます。これが上手くなっていく原動力、教本が進む原動力となります。何となく続けるよりもこれによって1つ1つの区切りをつける…これも大変意味のある事だと思っています。

発表会は出る方も出す方も大変です。
しかしそれによって得る物も大きいはず。何も得ないかった場合はやはりどこかに問題があったと考えなくてはならず、生徒にとっても私にとっても考えるという意味でとても良い機会になります。
今年の発表会が今後どういう風に生徒達に影響してくるか…おそらくもう少しで分る事と思います。
それを生かす事が出来た時、本当に成長した事になるんでしょうね。





















ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 4

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック