ピアノが上達するための3つの義務(まとめ)

ピアノが上達する3つの義務として今まで書いてきました。
教える側・習う側・習わせる側…この三者がきちんと義務を果たしてこそ上達というものがあるのです。その度合いは生徒1人1人によって全く違います。早い生徒、のんびりな生徒。しかしどの生徒も確実に上達することは確かなのです。

おそらくこれをお読みなった方は、何故「習わせる側だけ多いのか?」とお感じになったと思います。
それはこのピアノ…ピアノに限らず楽器全てに言えますが…いかに家での学習・練習が重要であるかという事なのです。私達教師はほとんどの場合1週間に1回しか生徒さんと相対しません。つまり7日のうち6日が家での練習になるわけです。
ならば習う側の義務ではないのかと思われますでしょうが、本編でもお話しましたが習う側のピアノに対する姿勢を教えるのは、そして毎日の練習の習慣付けをするのは習わせる側…つまりお母様方なのです。生徒さんが小さい頃からきちんと習慣づけ、楽器を習うという事の心が前、そしてその為の環境を整えるのはお母様であり、ご両親の義務なのです。
先生に習わせておけば上達するという事は決してありえないのです。例え教える側が良くても、良い楽器があっても、習う側である子供がきちんと練習が出来なければ、真面目に習うという姿勢を持っていなければ、結局宝の持ち腐れで終わってしまうのです。

今までそういう親御さんを何人も見て参りました。
才能はあるのに結局きちんと習うことが出来ずに本当に可哀想にと思った生徒さんも何人もいらっしゃいます。
習い事は遊びではありません。それなりにお金もかかります。そのお金を無駄にしないためにもきちんと義務を果たさなければならないのです。
それが出来て初めて御自身のお子さんに「練習をしなさい、真面目に習いなさい」と注意ができ、私達教える側にもクレームをつけられるのです。

そして私達教える側も、習わせる側の負担をきちんと考えればこそいい加減な事をしてはいけないのです。電子ピアノで大丈夫と仰る先生…本当にそうお思いですか?それでいて「上手な生徒、一生懸命な生徒がいないの」と嘆いていらっしゃいませんか?
こちら側の意識1つで生徒の育ち方はガラッと変わります。最初は生徒が集まらなくとも、最終的には熱心で心から弾けるようになりたいという生徒さんだけが習いに来てくれるようになります。
少なくとも私の教室はそうなんです。進み方が早い生徒も遅い生徒も、きちんとその子なりに上達しています。その事を私は胸を張って言えます。

何事も簡単に出来るようになるものはありません。特に楽器はその場ですれば済むものではありませんから大変です。それでも上手くなりたいと思うお子さんをお持ちならば、そういう生徒さんが来たのであれば、きちんとやはり成すべき事をまずお手本としてお子さんに、生徒さんに示しましょう。そうすればお子さんも、生徒さんもきちんと自分の義務を果たすような努力をするようになってくると思います。


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この記事へのコメント

迷えるぷりすけ
2008年02月28日 10:29
はじめまして。Yuko先生のブログを昨日見つけまして、興味が湧き、ざっと読ませていただきました。自分で言うのもなんですが、かなりまじめに二人の子供のピアノにかかわっているつもりです。今後子供たちがどのようにピアノと付き合っていくかは分かりませんが、今のところ上手になりたいと思って一生懸命練習しています。上の子は子供ならではの夢ですが、ピアニストになりたいと言うぐらいです。世田谷区に住んでいて、現在習っている先生は大好きです。ただ楽譜に出てくる音楽記号や曲調がどう変化しているかなどはもちろん教えていただいているし、「もうちょっとこういうふうに弾くときれいよ」と雰囲気は伝えていただけるのですが、具体的にどんな練習をすればそういうふうに弾けるのか・・・力の抜き方や指の形など毎回課題を出していただけると嬉しいなと感じています。
迷えるぷりすけ
2008年02月28日 10:31
つづき・・・
それから、ある程度自分で弾けるようになるまでは練習に付き合ってあげないと、どう練習したらいいのか分からないことで自分はできない→やりたくないになってしまうのではないかと思い、これまで練習に付き合ってきました。でも、「自分で必要な練習を考える」力が弱くなってしまっている感じがしてきました。つまり一つ一つ依存してしまって、次はどうすれば良い?上手にできた?といちいち聞いてくるようになってしまったのです。春から小学生なので、まだ仕方ない時期なのか、このままずっと依存型になってしまうのか、私の手の引き時は?といろいろ考えてしまいます。先生がもっとどしどし注文をつけていただければ、私が口出しすることではないのかなと思うのですが、今のようなレッスン方法をとっていていいものか迷っています。Yuko先生のお教室はどこにあるのでしょうか?少しでもアドバイスしていただけると嬉しいです。
迷えるぷりすけ
2008年02月29日 00:36
上記のメールアドレスに送信できないのですが・・・
Yuko
2008年02月29日 01:26
コメントありがとうございました。一生懸命に頑張っていらっしゃるお子様がたなのだと思います。
指導方法はそれぞれの先生によって違います。
それはどこに重点を置くかという事で色々と変わってきます。
楽しく習わせたいのか、それとも厳しくとも基礎をがっちりとさせたいのか。
小さいうちにテクニックを教えた方が思われる方、手が弱いからもう少し大きくなってからetc
どういう考えをお持ちなのか1度お聞きになるのも良いかと思います。
Yuko
2008年02月29日 01:29
2番目のコメントですが、依存度という事でどこまで…という事。
小さいうちはやはりお母様の手伝いが必要です。依存が心配なのであれば、どうしたらと聞いてきた時にどういう風にするってお話したかしら?と逆にお子様にお聞きになるといいかもです。
そうすれば依存だけでなく自分で考えてみるという癖も付きますので。
よく自分の意志で練習云々と仰る方がいらっしゃいますが、小さいうち、少なくとも小3までは無理だと思います。
ご心配なのは分りますが、導き方というのもあるのではと感じます。
Yuko
2008年02月29日 01:30
今どうやら開通したようです^^
ご面倒をおかけしました。
sencho
2008年02月29日 04:26
今回もまた大きなテーマで、毎回興味深く楽しく拝見いたしました。
yuko先生の子供に対する真摯な姿勢が充分に汲み取れる今回のシリーズ、「迷えるぶりすけさん」のような方のお目にとまって良かった。
義務教育の先生ではないのだから当然生徒を選ぶ権利があります、余計なことに煩わされること無く、yuko先生の信ずる道を歩んでいただきたいと願いました

「フジコ・へミング」のまるで木琴のように乾いた音色の高音と「ロナン・オーラ」の響きのある音、弾き手によって何故音色に大きな違いが出るのでしょうか?
いつかピアノの音色などについて触れて頂ければと期待しています
迷えるぷりすけ
2008年02月29日 10:25
Yuko先生、誠実なお返事ありがとうございます。悩んでいることをご相談できて本当によかったです。まだ子供だけでは練習方法が分からないだろうと思って口を出すけど、口を出しすぎて親の領域を逸脱していないか?子ども自身で考えることを遮ってはいないか?といつも悶々としていました。大きく方向性が間違っていないようでほっとしました。テクニックの指導に関しては、先生にもっと自分の希望を伝えていこうかと思います。
ありがとうございました。
引き続きYuko先生のブログを参考にさせていただきます。また迷ったらどうぞお助けください。
Yuko
2008年03月01日 02:29
senchoさん

いつもお読みいただきありがとうございます。
今回のテーマはずっと思っていた事を文章にする事によって、自分の中の考えをまとめたいな~と思ったいた事でした。かなり生意気なものでありますがそれはまぁ私個人の意見なので…。
音色の問題は最も繊細で難しい問題ですね。自分でもよく分っていないので。。。
でもこれも考えを整理しつつ書いてみたいですね^^
Yuko
2008年03月01日 02:32
迷えるぷりすけさん

少しでもお役に立てて良かったです^^
私の個人的な意見なのですがそれでも参考になったとすれば、ここにブログをあげてよかったなと思います。
何が悪くて何が良いかなんて結局最終的な結果が出てみないと正直分らないものです。しかし良くなるような方向を考えて指導する・手助けをするというのは皆さん同じはず。先生も親もないですよね。
お子様が良い方向にいかれる事を心から願っています。

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