ピアノが上達するための3つの義務…その2

今回は習う側の義務です。

ピアノに限らず楽器全般に言える事ですが、どうしても避けられないのが毎日の練習です。これ無しでは当然上達はありえません。
ただ週1回レッスンに来て弾いて注意を受けて帰っても、そのまま何もしないでいれば弾けるようにはなりません。
1週間…7日間のうちレッスンの1日ではなく残りの6日間がとても大事になります。その6日間で注意された事を直し、その後自分でこうしたい、ああしたいという事を反映させていくわけです。
問題はそれをいかに生徒さん側がきちんとできるかという事なのです。

ここで勘違いをされては困るのですが、練習というと

Ⅰ.毎日弾けばよい。
Ⅱ.長い時間練習すればよい。


と考えている場合がものすごく多い。
もちろん両方共に大事ではありますが、最も大事なのは内容なのです。

毎日弾く事はもちろん必要です。でもただ弾いているだけでは意味はありません。また長時間毎日練習していますと胸を張っていう方もいますが、正直な話小学生の低学年などは、40分も弾けば集中力がなくなってしまいます。

ではどういう練習が必要なのか。
それは                

                考えた練習

が必要なのです。
やみくもに最初から最後まで複数回数通して終わり…これは全く無駄な練習。曲が大きくなればなるほど細部に分けて、部分的に練習する必要性があります。
私は生徒達に

       「通すのは1日1回、1番始めに弾くのだけで良い」

と常々話します。つまり1回目がきちんと弾けていないといけないのが楽器弾きの宿命。ですから1回目に出来なかった事を直す…それが練習になります。
出来なかった事…これは上手く弾けなかった事や注意された事が直っていなかった事、自分が思った事が反映されていなかった事など、色々な事がありえます。

でも人間は自分の出来ない事にまっすぐ向き合うという事がとても苦手です。出来ない曲は弾かないで、出来ている曲だけ弾く…まさしくこの典型ですね。
でもそれでは上達はおろか進歩すらありません。1つ出来るようになればステップアップしていくわけですから、難しくなって弾けるようになかなかなりません。
そこで私達先生が出来るようにアドバイスをし、練習方法を教えます。そしてそれを家で練習をするというわけです。
それで出来れば良し、出来なければまた別の方法を考えるがまた先生の役目。
しかしほとんどの場合、出来ないからやらない、あるいは面倒くさいからやらないというパターンで、その結果レッスンに来ても怒られて結局やめていくという事になりかねないのです。

人のアドバイスを聞き、それを実践するためにコツコツと毎日練習する。それもただただ弾くのではなく、きちんと部分部分に分けて繰り返して練習する…結局これが習う側に課せられる上達するための義務になるのです。

ではこの義務をきちんと出来るようになるには…小さい頃からその癖をつける、習感づける事しかないのです。この事については次回の「習わせる側の義務」の時にお話ししますが、子供だけで練習をさせるのではなく、親も一緒になって勉強をするつもりで一緒に練習をする気持ちが必要なんですね。
その癖が付けば、大きくなってもそのままそれを繰り返していくようになります。
この習慣づけが出来れば、たとえペースが遅くても確実に少しずつ上達する事は間違いのない事なのです。

習う側の義務…いかに先生のアドバイスを聞き、考えた練習をするかという事に尽きるのではないかと考えます。



















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