親の都合

私のところに来て2年経った生徒さんとその妹。
来月から新年度という事でその話を切り出したらいきなりお母さまから

『私が仕事をすることになったので4月まででやめます』

と。聞くと急にフルタイムの仕事が決まったとか。
それほど大変なお家とは思えず、何よりも子供たちが嫌がっているわけでもない。しかも妹の方は始めて1年。
ここでやめたら何のために習ったのか分からないという状態。
さすがに半ば呆れて、しかし真剣にやめない方が良いと話しました。

ここのお母さんはいつもこんな感じで、子供たちを自分の都合で引っ張りまわすのです。
家計的に大変というのであれば分かりますが、長期休みの際はいつも旅行にせっせと行くようなお家。
お兄ちゃんは今とても楽しくなってきているし、妹は基礎的な事を入れている真っ最中。

結局まだ仕事を始めてもいないし、子供たちも学童にも通いだしてもいないのに、ただ頭の中だけで考えて、自分が練習を見れないとか言い訳を考えて。子供の事なんで全く考えていない実情。
なのではっきり言いました。

『子供たちが嫌がっていたり事情があるのではなく、単に親の都合で辞めさせるというのは賛成できない。親の手で子供の芽をつんでよいんですか』

とはっきり言いました。

どんな習い事でも一度始めたら最低でも3年は続けるのが当たり前。そのくらい続けば大体の基礎は入っていきます。そしてそのくらいの気持ちで始めなければ長続きしません。これは楽器だけではなくほかの事も同じ。
何か自分(親)の都合に合わなくなったらやめればよい…そんな気持ちで始めさせるのであれば、やらない方がましと私は思っています。継続させることが何より大切なのが習い事。
今までもちろん途中からお母さまが仕事を始められたケースは多いです。しかしそれも子供が家に帰るまでには帰宅できるようにと考えていらっしゃた方ばかり。
ここにきて最初からお母さまがお仕事をなさっているケースが増えてきていますが、皆さんきちんと考えていらして、子供が疲れないように、親が連れて来れるようにとあえて土曜日にレッスンを選択されています。
それがおけいこ事を習わせるという親ごさんのきちんとした姿勢だと思うのですが。

経済的に難しい、転勤になってしまってなどというのであれば致し方ないです。
本当に最近の親は何を考えているのやらです。


コンサートのお知らせ

室内楽の愉しみⅣ~華麗に気高く…そしてしなやかに Viva Violin!~

4月20日(土) 汐留ホール

フランク:ヴァイオリン・ソナタ ヴィターリ:シャコンヌ他。

詳しくはYukoの演奏会&発表会のお知らせをご覧下さい。




























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