ピアノが上達するための3つの義務…その1

ちょっと怖い題名。
でもとっても大切な事だと思います。

ピアノってただ習っていても上手くなりません。
習う側・習わせる側・教える側がそれぞれが背負っている義務が私はあると思っています。
それをそれぞれが忘れてしまい責任転嫁をする…先生につければよい、良い楽器を与えればよい、通っていれば良い、月謝を払えばよい、楽しく教えればよい…そういう傾向が最近ものすごく増えていると思います。
私の考える3つの義務…これをあえて文章にしてみました。

今日はまず第1番目として私達の側から

教える側の義務

について。

教える側は当然の事ながら、生徒にピアノをきちんと弾かせるようにさせなければなりません。その場合色々な手法をとりながら教えるわけですが…。
でも最近それを放棄…と言っては御幣があるかもしれませんが、とにかくあまりにもいい加減な場合が多いのです。
それを感じるのが他の先生からいらした生徒さんを拝見する場合。

とにかくまず最初に弾いていただいて、きちんとしたテクニックを…絶対に腱鞘炎を起こさないような脱力をきちんとしている、そして指の使い方もある程度正確に教えている生徒さんに出会ったことがありません。酷い場合は指のつめが伸び放題で平気で弾かせている。そんな指で弾けるわけがないのに。
また、叩きつけさせたり鍵盤をしたまで押させなかったりと、とにかく絶対にご自分では弾かないような弾き方を平気で教えています。
それだけではなく、楽譜が読めない。リズムの考え方が出来ていないだけでなく、下手をするとドレミそのものが読めない。その状態を小学生まで平気で引っ張っている。
こんなの事ありえないです。どんな生徒さんでも、幼稚でのんびりしていても、少々集中力が不足し物覚えがゆっくりだとしても、音符を読ませるのは基本中の基本。いくら嫌がるからといって、それを自力でできるようにならなければ、結局やめていくしかないのですから。

お金を取って教えるという事はそれ相応の責任があるはずです。しかし最近その事を全く無視をし、単なるビジネスになっている先生が悲しいかな増え続けています。
これには確かに教える側だけでなく習わせる側の姿勢にも問題がありますが、こちらがきちんとした方向性を持ちそれを誇示し続ければ、どんな親も変わっていくはずなのです。
結局教える側にきちんとしたポリシーを持たない結果、こういう不幸な事になるのかもしれません。

私達教える側の義務…それは教育者として、そしてお金を取って教えている以上、最低の基礎を生徒になんとしても教えなければいけないという事だと思います。それが自立してピアノを弾けるようになる第一歩になるはずですから。
私も自分の生徒が他の先生のところに移った場合、基礎がめちゃくちゃといわれないようしっかりと教える事が私に課された最低の義務だと思います。


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この記事へのコメント

sencho
2008年01月20日 21:25
昨年4月のショパン3部作は聴く側の立場からも大変参考になりました
今回も大変興味深く読ませていただいています、
良くも悪くも一つのポリシーを持ち続けるりん~♪さんに拍手!
次回が待ち遠し~い
Yukoさん
2008年01月21日 02:45
senchoさん

自分の考えをまとめるためにも書いてみました。
今後は習う側…つまり生徒本人と、習わせる側…生徒さんの親についても考えを書いてみたいと思ってます。かなり反発をかうかもしれないですけど^^;

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